SU Podium V2.5.5は、既存のV2.5.xユーザーを対象とした無償アップデートです。SketchUp 2016、2015のみ対応しています。 次の新機能と修正が含まれています。

1. 関連ファイルパスを使って「スクリプト作成」を改良 - Podiumのスクリプト作成ツールを使えば、後でOOPRで開ける .SCRIPTファイルを出力できます。 Podiumには常にスクリプト作成機能が付いていますが、これまでは絶対ファイル参照に使用し、コンピュータ間での.SCRIPTファイル共有は不可能でした。

作成ツールが、SketchUpモデルのマテリアルやテクスチャの入ったフォルダや関連ファイルパスを使用する.scriptファイルを出力できるようになりました。 これで、.scriptやテクスチャフォルダをPodium/OOPRアクセス可能などのコンピュータにも送れるようになりました。 これまで、.scriptsファイルは作成に使用したコンピュータ上でしか動作しませんでした。

.scriptsとテクスチャフォルダを高速コンピュータに送り、PCやMacでの制限を解消します。


2. PIEにデフレンジ機能 - Podium image editorにデフレンジ機能が付きました。 透明アルファチャンネルを使ってレンダリングしたPodiumイメージのエッジを除去するのに使用します。 これは常時必要な機能ではありませんが、透明イメージ(草木を多数有するものが多い)は、アルファチャンネルのエッジに沿って目立つ「フリンジ」が現れることがよくあります。


3. PIEがHDRに対応 Podium Image Editorが、HDRファイルフォーマットに対応しました。


4. PIEからパノラマサーバーに直接アップロード - v2.5.5からPodium Image Editorに、パノラマレンダリングをPodiumパノラマサーバー(上記参照)に直接アップロードするオプションが含まれます。 Podiumから離れることなく、パノラマVR作品用のユニークなURLが自動的に作られます。

パノラマ初心者の方 詳細はこちらをご覧ください。

5. パノラマサーバー - PIEから直接、またはツール、自身のウェブページから使用

パノラマレンダリング作品用にウェブベースのホスティングプラットフォームを用意しました。


Podiumパノラマサーバーは、活動開始しました。 パノラマサーバーウェブサイトクリックスルーし、ユーザー名、パスワードを使って登録すると、パノラマレンダリングのアップロードが開始します。

  • パノラマを手軽に格納/共有 - 正距円筒パノラマイメージをアップロードすると、パノラマサーバーがユニークなURLを自動作成します。このURLを使ってクライアントや同僚とをそのパノラマイメージを容易く共有できます。

  • プロジェクトを管理 - 無償アカウントを作成すると、同じページにあるすべてのパノラマファイルにアクセスできるようになります。 イメージをカテゴリに分類し、パノラマプレゼンテーションのポートフォリオを整理します。

  • VR プリゼンテーションにパノラマレンダリングを自動変換 - ウェブプラットフォームが正距円筒パノラマレンダリングを球形パノラマVRプリ全テーションに自動変換します。 パノラマサーバーにアップロードする際、PIEでイメージを変換する必要がなくなりました。

  • ウェブからアップロード、またはPIEから直接アップロード: 次から選択 ウェブベースのインターフェースからパノラマをアップロード、またはすべてをSketchUp内で行いたい場合は、Podium Image Editorで変換後、アップロードします。
  • ねじれなし: 波線がなくなりました! 当社のプラットフォームは、Podiumパノラマが正しく表示されるように作られました。

6. プリセット比較ページ - v2.5.5のオプションダイアログからアクセスできる双方向のプリセット比較ページを用意しました。 このページは、SU Podiumでのプリセットの効果を学んでいる方やスライドボタンを使って7つの異なる照明サンプル用の2つのプリセット間の違いをデモンストレーションしている方にとても役立つリソースです。


7. 「Unknown Symbol」メッセージ修正真っ黒のイメージや誤った方向に面するカメラビューのイメージを作り出していた予期しない「unknown symbol(不明シンボル)」メッセージ問題を修正しました。


8. Podium Light System問題 - 修正ポイントライトやスポットライトの値編集で生じていた問題を修正しました。