自動マテリアル

自動マテリアルはSU Podium V2.9で導入されたオプションです。 Environmentタブの、SU Podiumオプションダイアログで利用できます。 自動マテリアルがオンの場合、SU Podiumは、特定のSketchUp標準マテリアルに対して、 あらかじめ定義されたPodiumのフォトリアリスティックマテリアルのプロパティを適用します。 SketchUpの標準マテリアルを使用する場合、このオプションを使用すると、反射やブラー、屈折、バンプなど、適切なプロパティをマテリアルに適用する時間を大幅に短縮できます。

  • 自動マテリアルについては、こちらのビデオをご覧ください。
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自動マテリアルの動作(Sketchupの標準マテリアルに対して)


    このモデルの反射は自動的に適用されたものです。 イメージをクリックすると高解像度で表示できます。

    自動マテリアルがオンの場合、Podiumは、モデルに含まれるSketchup標準マテリアルの名前を認識し、自動的に、あらかじめ定義された反射、ぼやけ、拡散、バンプを適用します。 Podiumのプロパティは、Catalogの開発者やテスターによって、あらかじめ定義されています。

    Podiumプロパティが適用されるSketchup標準マテリアルの一覧は、materials.csvファイルをご覧ください。materials.csvファイルは、SU_Podium_V2 \presetフォルダにあります。 materials.csvは、編集しないでください。自動マテリアルが適切に動作しなくなる場合があります。

    Podiumは、Sketchup標準マテリアルの名前を認識すると、materials.csvファイルで定義されたPodiumプロパティを適用します。 例えば、SketchUpのBrickやCladdingカテゴリに属するbrick_antiqueマテリアルは、自動的に、バンプ値80に設定されます。

    Sketchup標準マテリアルとは

    自動マテリアルは、Sketchup標準マテリアルに対してのみ有効です。 自動マテリアルに使用されるファイルは、.skm形式のテクスチャファイルで、Sketchupマテリアルブラウザで参照できます。 これらは、Sketchupに標準で付属しています。 これらのSketchupマテリアルのカテゴリは、単一ではありません。

      メモ: .skmファイルは、圧縮された.jpg形式のテクスチャファイルで、\Google SketchUp 8\Materials\フォルダに置かれています。

    自動マテリアルのプロパティのモデル内保存

    また、自動マテリアルのプロパティをSketchupモデルに保存することもできません。 PodiumマテリアルダイアログのApplyを使用すると、自動マテリアルのプロパティを適用したり、設定を保存したりすることができます。 Applyをクリックすると、Podiumのプロパティは、テクスチャとともにモデル内に保存されます。

    自動マテリアル不使用時のオフ設定

    Sketchup標準マテリアルに対してオリジナルのPodiumフォトリアリスティック プロパティを適用したい場合は、自動マテリアルをオフにしてください。 Optionsダイアログを開き、Environmentタブを選択します。 自動マテリアルのチェックボックスの選択を外してください。

    インポートされたマテリアルの自動マテリアル非適用

    Sketchup標準のマテリアルよりも高解像度のテクスチャを利用する場合も少なくありません。 そのため、Catalogは、SU Podium Browserで無償のテクスチャライブラリを提供しています。 ただし、これらのテクスチャライブラリに対し、自動マテリアルを適用することはできません。 Sketchupにインポートされたテクスチャやマテリアルに対しては、Podiumプロパティを個々に設定する必要があります。 一例として、インポートした 3D Warehouseモデルには、Sketchup標準マテリアルは含まれていません。 また、有償パートのSU Podium Browserに含まれるPodiumマテリアルも、自動マテリアルを適用することはできません。

    裏面のテクスチャ

    Podiumの全てのマテリアルについて、Sketchupフェースの前面にマテリアルを置くことをお勧めします。 こちらより、 前面と背面の詳細についてご覧いただけます。