2015年8月13日 - Cadalog, Inc., SU Podium V2.5 PlusやPodium Browser(どちらもSketchUpプラグイン)の開発元が、SketchUp対応フォトリアリスティックアニメーションプラグインの Podium Walker version 1.2.8をリリースしました。現在のところ、V1.2.8はWindowsにのみ対応しています。Macバージョンは、依然V1.2.5のままです。数ヶ月以内のアップデートを予定しています。

Podium Walkerとは?

  • Podium Walkerは、SketchUp対応のフォトリアリスティック、リアルタイムアニメーションプラグインで、フォトリアルの高速ビジュアライゼーションやビデオアニメーションをすばやく作成できます。
  • レイトレーシングとアンビエント・オクルージョンを使用してキーフレームフォトリアルレンダリングやアニメーションを作成します。
  • SU Podium V2.5 PlusやPodium Browserと直接連動します。SU Podiumの反射やぼやけた反射、屈折、バンプマップ、オムニライト、LEMライト等を読み込み、SketchUpの太陽の位置を変換して独自の日光と天空光を作り出します。
  • Mac Maverick用/Windows用の SketchUp 2015、2014、8に対応しており、.mp4、.mov、.m2t、.avi等のビデオフォーマットにエクスポートできます。

 Podium Walker v1.2.8の新機能

Podium Walker V1.2.8がシーンレンダリングをスピードアップし、設計プロセスを大幅に速めるためにライトマップを使用するようになりました。

  • ライトマップ:v1.2.8リリースから、Podium Walkerはレンダリングプロセスの一環としてライトマップの使用を導入しました。ライトマップはプレレンダリングの1つで、そこで照明情報を計算し、モデルに「焼付け」ます。

  • 自由に反復:Podium Walkerがレイトレーシング計算を実行する必要がなくなるわけではありませんが、これで設計プロセスの早期に済ませられ、その結果自由に反復設計を決定できるようになります。ライトマップは、時間をかけずに最後の最後にアニメーションに変更を加えます。

  • 照明を再計算せずに変更:これまでは、アニメーションを変更し、ビデオを再レンダリングするには、Podium Walkerがレイトレーシングの全工程を再度行わなければなりませんでした。けれどもライトマップを使えば、一度Podium Walkerがシーンのレイトレーシングを完了すれば、カメラパスやキーフレームに自由に変更を加えることができます。

  • わずかな時間で再レンダリング: Podium Walkerで変更が加わると、シーンはすでにレイトレースされているので、ライトマップなしで短時間でビデオを再エクスポートできます。

 Podium Walker v1.2.8のダウンロード/インストール

Walker v1.2.8 Windows for SU 2015/SU 2014 ダウンロード

Podium Walkerの現行バージョンは、SU 2015/2014対応Windows版ともに1.2.8です。Mac版は依然V1.2.5で、Maverickが必須です。両方ともトライアルバージョンで、使用期限はインストール後30日です。

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