トラブルシューティング/ FAQ/ ヒント

A. トラブルシューティング:一般的な問題


B. 一般的な問題とその解決法

C. ヒントとチュートリアルページ

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A. トラブルシューティング

I. V2.x Plusインストール トラブルシューティング

1. V2 Plus と V2.5 Plusの違い

2. インストール後、SU PodiumがSketchUp pluginsメニューに表示されない

    SU PodiumがSketchUp Pluginsメニューに表示されないよくある理由

      A. SU Podiumがお使いのSketchUpバージョン用のものでない

        1. Macユーザー

        SketchUpのそれぞれのバージョンに応じた特定のSU Podiumバージョンがあります。お使いのMac対応SketchUpバージョンと一致する正しいバージョンをダウンロードしてください。誤ったバージョンをダウンロードすると、「SU Podium V2.x」 がSketchUpのpluginsメニューに載りません。お使いのSketchUpバージョンと一致するインストールファイルを探すにはここをクリックしてください。

        2. SketchUp 8 Windows

        必ずSketchUp 8バージョンV2 Plusをダウンロードしてください。

        SU Podium V2(またはV2 Plus) for SketchUp 8のデフォルトのインストールローケーションは、\program files (x86)\google\google SketchUp 8\plugins\です。

        インストール先フォルダがc:\program files (x86)\google\google SketchUp 8\plugins\になっていることを確認してください。

        3. SketchUp 2013/ 2014/ 2015/ 2016- SU Podiumメニューが表示されない

        SketchUp 2013対応SU Podium V2をインストールしている場合は ここをお読みください

        V2.5 Plus for SU 2014/ 2015/ 2016をインストール時に、SU Podium V2メニューがSketchUpに表示されない場合は、ここをお読みください。この問題は通常、インストール時のインストール先フォルダを変更するだけで解決します。

        4. まれに、SketchUpがC:\program files\ あるいは C:\program files (x86)フォルダにインストールされない場合があります。

          Sketchup.exeが c:\program files または c:\program files (x86)にない場合、SU Podiumは表示されません。

        なんらかの理由で、SketchUpがWindowsコンピュータのc:\program files または \program files (x86)にインストールされていない場合があります。 sketchup.exeがどこにあるかを確認するには、デスクトップに行き、SketchUpアイコンを右クリック後、コンテキストメニューでプロパティを選び、ショートカットを選択して、sketchup.exeの場所を表示します。\program files (x86)\google\google sketchUp\フォルダにない場合は、デフォルトロケーションにインストールされるようにSketchUpを 再インストールします。再インストールについてはIT管理者に確認を取る必要があるかもしれません。

      B. Windows 64ビットバージョン/32ビットバージョン

        適切なWindowsバージョンをインストールしていることを確認します。

        SketchUp 2014用V2.5 Plusは、Windows 32 / 7のWin 2015ビットとWin 64ビットの両方に対応しています。32ビットWindows上に64ビットバージョンをインストールしない ように注意してください。SU Podiumはインストールを実行しますが、SketchUpをロードすると、エラーが表示され、SketchUpメニューがロードされません。

        SketchUp 2015用に、TrimbleはSketchUp 2015の64ビットバージョンと32ビットバージョンを提供しています。お使いのSketchUp 2015バージョンと一致する正しいV2.5 Plusバージョンであることを確認してください。

      C. ご使用のユーザーアカウントには管理者許可がありますか?

      SU podiumが正しいファイルとフォルダをインストールするためには、アカウントに管理許可がなければなりません。

      D. サードパーティRubyオーガナイザー使用が問題を引き起こす場合もあります

      SketchUp plugins フォルダにあるRubyスクリプトをオーガナイズしようとするサードパーティのRubyスクリプトオーガナイザーがいくつかあります。これらはSU Podium V2の起動をブロックする可能性があるので、削除すべきです。

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3. SketchUpのプルダウンメニューにpluginメニューが表示されない



    SketchUp 8の無償バージョン(MAKE)をお使いでPluginsメニューがSketchUpのプルダウンメニューに表示されない場合は、SketchUpの環境設定を開き、機能拡張をクリックし、すべての機能をオンにします。続いてSketchUpをリブートします。これで、SU Podiumに必要なSketchUpのプラグインメニューが起動されます。

    SketchUp Pro、または Make 2014/2015/2016をお使いで、Plugins/ExtensionsメニューがSketchUpのプルダウンメニューに表示されない場合は、SketchUpの機能拡張メニューを開き、無償の機能拡張をインストールします。下記は推奨する機能拡張です。ただしPluginsメニューが必要です。Simplify Contour Tool Extension Warehouseを使用するには、サインインしなければなりません。(サインインには3D Warehouseアカウントが必要です。) サインインしたら、Searchを使い、Contourと入力します。検索画面にSimplify Contour Tool が現れます。この機能拡張をインストールします。これで、SketchUp Pluginsメニューからアクセスできるようになり、SketchUpにpluginsメニューが表示されるようになります。
    また、Extension Warehouseにアクセスできない、またはしたくない場合は、ダウンロードページからMake Furをダウンロードして、Make Fur .rbzをインストールします。これでSketchUpのpluginsプルダウンメニューが表示され、その中にSU Podium V2.x プルダウンメニューが入ります。
    続いてSketchUpをリブートします。これで、SU Podiumに必要なSketchUpのプラグイン/Extensionsメニューが起動されます。

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II. 間違ったバージョンをダウンロードしてしまった どうすればいい?

    SU Podium V2.x適切なバージョンをダウンロード V2ライセンスコードが必要になります。

    SU Podium V2.5 Plus適切な

    バージョンをダウンロード V2.5ライセンスコードが必要になります。

III. OOPRキャッシング、ジオメトリ処理中断など

    これは、Podium V2.x が処理を失敗する理由とその対策 という名前のウェブページにリンクします。

I. V.. Podium Browser FAQページ


    Podium Browserの有償コンテンツを起動、あるいはダウンロード時に問題が生じる
    選択するカテゴリに関係なく、「Show only Recent files(最近追加されたファイル)」だけを表示したい場合

V. その他の問題

    1. 最新バージョンのダウンロードロケーション
      SU Podium V2.x 適切なバージョンをダウンロード V2.xライセンスコードが必要になります。

      Windows 64ビットユーザー: SketchUp 2014または、SketchUp 2015をお使いの場合は、SU Podium V2.5 Plusを使うことを強くお勧めします。

      Macユーザー: SketchUp 2015または、SketchUp 2014をお使いの場合は、SU Podium V2.5 Plusを使うことを強くお勧めします。

    2. フルバージョンを持っているが、イメージ解像度を変更できない

      SU Podium V2.xのフルバージョンをお持ちの場合は、ライセンスをアクティベート後、トライアルモードから出るためにSketchUpを再起動してみてください。

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    3. SU Podium V2.xライセンス、あるいはPodium Browserライセンスを紛失した場合
      コンピュータがクラッシュしておらず、e-メールでの領収書を消去していないならば、ライセンスを探し出す方法はいくつかあります。

      a. SU Podium V2、あるいは Podium Browser ライセンスをwww.suplugins.comで購入した場合、受信したe-メール領収書を探してください。領収書にはライセンス情報が書かれています。

      b. www.suplugins.comのウェブストアで購入した場合は、webstore.cadaloginc.comに進んでください。ユーザー名とパスワードを使ってアカウントを作成している場合はそのアカウントにログインします。ライセンス情報はそのアカウントに入っています。

      c. SU Podium V2が動作している場合は、SU Podium V2プルダウンメニューにある Licenseオプションを選択します。これでライセンスが表示されます。

    4. Avastやその他アンチウィルスプログラムがOOPR.exeを削除、あるいは妨害する
      Avastやその他アンチウィルスプログラムが下記の問題を引き起こすという報告を複数のユーザーから寄せられました。
    • V2.18.9xx インストールファイルのダウンロードを阻止する
    • V2.xを正常にダウンロードした後でも、重要なファイルを削除する 削除、あるいは阻止されるファイルは、OOPR.exeと PodiumImageEditor.exeです。これらは、Podiumレンダリングやイメージ編集作業用の重要ファイルです。
    • 当面の解決策は、SU Podiumインストールプログラムをダウンロードする間、Avastをオフ、または無効にすることです。SU Podiumを正しくダウンロード、インストールした後、Avastアンチウィルス、またはその他疑わしいアンチウィルスプログラムに例外を加えてください。追加する例外は、OOPR.exe、PodiumImageEditor.exe、およびウェブサイト - http://www.supluginsja.com/version2.phpです。Avast への例外追加についてはここをお読みください。

       

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B. 確認済みの問題点と一般的な質問

確認済みバグ

    1. 同じテクスチャバグの付いた反転コンポーネントと黒/歪んだレンダリングは、V2.5.x Plusで修正されました。

    コンポーネントにテクスチャを割り当て、そのコンポーネントを反転する場合、SU Podium V2、またはV2 Plusはそのコンポーネントのテクスチャを黒、またはおかしな方法でレンダリングします。このバグの解決法は、反転したコンポーネントの1つ、またはすべてを分解することです。分解後、そのジオメトリをコンポーネントに戻せます。現時点では、コンテキストメニューの反転コマンドの代わりに、SketchUpのコピー+回転コマンドを使用することをおすすめします。


    グループにある歪んだテクスチャはミラーされました。

    回避方法は、グループの1つを分解することです。

    2. 隠しLEMは、自身の光の影を後方に投じます

      この理由から、隠しLEMを狭いインテリアシーンに使用するのはおすすめしません。LEMマテリアルを100%透過にすれば、通常この問題を回避できます。SU Podium V2.5 は自動的に隠しLEMを透明マテリアルに変えます。SU Podium V2.5.1には、オフにしてLEMマテリアルの投影をやめさせる投影オプションがあります。

    3. Omni Lightの小数値は、PLSダイアログで四捨五入され整数になります

      SketchUpでオムニライトグループ(ポイントライト)を選択、あるいはSketchUpのアウトライナを使って選択し、PLS(Podium Light System)ダイアログを開くと、実際の出力値は小数であるにもかかわらず、照明出力値が一番近い整数に切り捨てられる場合があります。これに気づいた場合は、SketchUpの作業空間かアウトライナでオムニライトグループを再度選択します。2度目の選択では、正しい小数の出力値が表示されます。(オムニライトグループは<light-point ##>グループを表示します。) これは不具合のように見えますが、そうではありません。

    4. Podium light systemでの色選択(Mac)

      Podium Light SystemのカラーパレットでBrickオプションをピック(スポットライトはオムニライト)後、Macを使ってテクスチャパレットから色をピックすると、ポイント/スポットライトの色は変わりません。これの解決策は、テクスチャ(レンガ)パレットではなく、カラーホイール(Apple、Crayons、ウェブで扱える色)から色をピックすることです。

    5. Podiumプロパティを使って.skmテクスチャを作成すると、SketchUpがクラッシュします

      SketchUp上で.skmファイルをPodiumプロパティが適用された.jpg、あるいは.pngテクスチャから作成した場合、この.skmをSketchUpのマテリアルダイアログから挿入すると、SketchUpがクラッシュします。

    6. Mac64ビットとTIFFでクラッシュ - これは V2.5 Plusで修正されました。

      Mac V2Plus 64ビットで、SketchUpモデルにTIFFテクスチャイメージがあると、OOPRクラッシュ発生 V2.5 Plusでは修正されました。

    7. 「作成」バグ - V2.5 Plusで修正

      「作成」機能を使用時、Generateフォルダを保存する場所を訊くダイアログボックスでEscキーを押すと、SketchUpがクラッシュします。

    8. マルチバイトの名前のついたSketchUpファイルをOOPRの「編集」 (PIE)から直接開けない

      レンダリングしたSketchUpファイルの名前にマルチバイト(日本語、韓国語、中国語等)を使っている場合、イメージをレンダリング後、OOPRで「編集」を選択すると、PIEを起動する代わりにエラーメッセージが表示されます。これは、SketchUpモデルのファイル名にマルチバイト文字(日本語、韓国語、中国語、その他等)が使われている場合に限って発生します。この場合は、Podiumツールメニューのイメージエディタを使用します。
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テクスチャがSketchUpには表示されるが、Podiumでレンダリングできない。理由トップ3

    裏側の面にあるテクスチャ

    面の裏側に割り当てられ、モデルで表示されているテクスチャに関する問題があります。Podium V2.x はこうしたテクスチャをしばしば逆にレンダリングします。この問題を回避するには、表示された面が表か裏かを確認します。

    どちらの面が表(おもて)でどちらが裏かを見分けるの? これを見分ける方法は複数あります。

    SketchUp には、テクスチャの表示をオフにして、モデルのすべての面のモノクロームカラーだけを表示する便利なツールが装備されています。SketchUpでは、通常の(または、表の)面は薄い褐色で裏は濃いめの(通常)青色です。面スタイルツールバーでモノクロームアイコンを使って、どちらの面が青色(裏)か確認できます。青色(裏)の面を見つけたら、右クリックし、「面を反転」オプションを使用します。表(おもて)面にテクスチャを再適用しなければならなくなります。

    もう一つの方法はその面をクリックしてエンティティ情報をピックします。エンティティ情報ボックスに2つのイメージ枠が表示されます。左が表で、右が裏です。どちら側にテクスチャが載っていますか?

    グループに割り当てられたテクスチャ

    個々の面にではなく、グループにテクスチャを割り当てている場合、Podiumのレンダリングでテクスチャの表示に失敗することがあります。これが生じた場合は、テクスチャがグループのそれぞれの面にマップされるように、問題のグループを分解します。その後、問題のオブジェクトを再度グループ化します。

黒くレンダリングされたテクスチャ - 原因

    黒くレンダリングされたテクスチャの原因はいくつかあります。

      1. その他プロパティが適用されたLEM レンダリングに予期しない黒いテクスチャが生じるよくある原因は、マテリアル上にあるLEMライトプロパティがSketchUp面の裏面になっている場合です。LEM(発光マテリアル)がSketchUp面の裏側にあるマテリアルに適用されていると、マテリアルは黒くレンダリングされる、あるいはまったくレンダリングされません。SetchUpで面の表(おもて)面と裏面を確認する方法については、ここをクリック
      2. 裏側の面にあるテクスチャ 裏側の面にあるテクスチャをご覧ください。
      3. 黒いテクスチャ出現の別の考えうる原因は、上述したインスタンスグループ/コンポーネントテクスチャバグです。こちらをお読みください
      4. 3D Warehouse モデル 3D Warehouse の複雑なモデルの中には、Podiumではレンダリングが難しいテクスチャを使って、SketchUpでない3Dプログラムで作られているものもあります。これの単純な解決法は、インポートしたコンポーネントを分解することです。これでテクスチャが特定のSketchUp面にマップされます。
      5. 適切でない拡張子の付いたテクスチャ、ベクターベースのテクスチャ、名前が2バイト文字のテクスチャ SU Podium V2、Tools、Analyze Modelプログラムを実行すると、そのSketchUpモデル上にそうした潜在的な問題があるテクスチャがあうかどうかが分かります。こうしたテクスチャは黒くレンダリングされる可能性があります。インポートしたテクスチャに拡張子が付いていないのが、問題の1つです。別の考えうる問題は、ビットマップテクスチャに変換されている テクスチャです。これらはおそらく、.pdf、.psdテクスチャです。その他考えられるのは、テクスチャの名前が非常に長い、あるいは名前に2バイト文字が使われている場合です。
      6. SU Podiumマテリアルプロパティユーザーインターフェースで拡散/透過/反射が0%に適用されたマテリアルは黒くレンダリングされます。
      7. CYMKモードの .jpgや.pngといったイメージソースのマテリアルやテクスチャは黒にレンダリングされます。SketchUpからテクスチャをエクスポートし、Photoshopを使ってイメージモードをRGBに変更します。
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「h」や「b」のような単一文字の名前が付いたSketchUpマテリアル

    SketchUpマテリアル名が単一文字、特に「h」や「b」の場合、問題を引き起こすことが報告されています。マテリアル名「h」がシーン処理時にPodiumをクラッシュさせる場合があります。単一文字「b」という名前のマテリアルがPodiumの角度をSketchUpのカメラ角度とは異なる角度に変える場合があります。

    これらの問題は、V2.5 Plusで修正されました。

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レンダリングしたイメージを任意のフォルダに保存するには?

    Podium Render Manager (OOPR)に「Total Time 00:xx:xx」という行が表示されたら、イメージが完了し、保存されたことを意味します。イメージはデフォルトで、そのSketchUpモデルが保存されるのと同じフォルダである「model」フォルダに保存されるようになっています。

    イメージが保存されるフォルダを変更するには、Podium OptionsダイアログボックスにあるCustomボタンを使用します。参照ボタンをクリックしてフォルダを変更します。

    なんらかの理由により、依然レンダリングしたイメージをフォルダに保存できない場合、:

  • イメージを保存するフォルダの書き込み許可は、読み出し専用です。
  • イメージが保存されるパスの名前が長すぎる、あるいは特殊文字が含まれています。
  • イメージ保存場所で、モデルボタンとカスタムボタンの両方をオンにします。オプションの1つだけをオンにしてください。
  • この問題にはいくつかの解決策があります。

      1. メインドライブ(Windowsでは C:\、Macでは ユーザー名の中)にフォルダを作成します。c:\imagesのような明確な名前にします。フォルダにはWindows、またはMacでの書き込み許可がなければなりませんので、レンダリングしたイメージをPodiumに保存させるフォルダにファイルを保存可能であることを確認してください。
      2. PodiumImageEditorを使用 レンダリング完了後、OOPRのTotal Time 00:xx:xx行を強調表示します。次に、編集ボタンを使ってイメージを開きます。これでPodiumImageEditorにそのテクスチャイメージが開きます。「ファイル」/「保存」を選択し、任意のフォルダにイメージを保存します(.png フォーマットにしたい場合はファイルフォーマットがデフォルトの.jpgにならないように.pngをピックします)。

    イメージの保存するフォルダの名前が32文字を超える、あるいはパス名が長すぎる、パス名に特殊文字が含まれる場合に起こる問題がいくつか報告されています。これは、Windows のみの問題です。SU Podiumは、そうしたフォルダ名を無視し、デフォルトのSketchUpモデルフォルダ、あるいは一時フォルダにイメージを保存します。保存先のフォルダの名前が32文字より少ないことを確認してください。また、パス名を短くしたり、パス名に特殊文字を入れない等を試してみてください。レンダリングしたイメージが保存できない場合は、上のアイテム#1を見て、このテクニックをお使いください。

照明装置、オムニグリッド、ポイントライトの照明値の変更

    ポイント/オムニライトの照明値を変更するには、モデルの照明グループをクリックするか、SketchUpのアウトライタを使ってその照明グループを選択します。ライトグループには<light-point-2#x>のような名前が付きます。照明グループを選択後、SU Podium V2ツールバーでPodium Light Systemアイコンをピックします。ここで照明値を変更します。オムニには、「.25」のような小数点値を使用できることを憶えておいてください。

    Omni Gridでは、SketchUpのアウトライナを使って照明グループのいずれか1つを見つけ、照明値を変更すると、グリッドにある他のすべての照明グループが更新されます。Omni Grid は、メイングループ-->個々のコンポーネント-->照明グループで構成されています。コンポーネントは相互のインスタンスです。アウトライナが、Omni Gridで照明グループをピックする一番の方法でしょう。照明グループはメイングループ(下2レベル)にネストされています。

マテリアル選択時、Podiumのマテリアルダイアログにそのマテリアルが表示されない

    カーブしたサーフェスにあるテクスチャを選択した場合、そのテクスチャの名前はPodium V2のマテリアルダイアログボックスに表示されません。SketchUpのマテリアルブラウザでその特定マテリアルを選択するか(Windows)、SketchUpマテリアル選択(スポイト)ツールを使用します。SketchUp面の裏側にあるテクスチャも同様です。スポイトを使って、あるいはSketcUpのマテリアルブラウザ(Windowsのみ)で選択して問題のマテリアルを選択すると、そのマテリアルがPodiumのマテリアルダイアログに表示されるようになります。

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太陽/空の輝度を制御する素早い方法

    1つだけ憶えておくことは、SU Podium V2の物理的な空(Options/ Environment タブの中)です。デフォルトでは、物理的な空はオフになっていますが、オンの場合、空の濁度と奥行きをシミュレートします。Podiumは、SketchUpの影がオン、かつPhysical Skyがオンになっている時だけ物理的な空をレンダリングします。Physical Skyがオンの場合、日光を変更する最も効果的な手段は、Environment ダイアログにあるsun intensityとexposureスライダです。SkechUpの時刻を変えて太陽の角度を変更するのも効果があります。

    選択したSU Podium プリセットも太陽/空の輝度に大きく影響を与えます。デフォルトプリセット(default.pps)は、環境を特定せずに作られました。これは最速のプリセットです。ただし、屋外やエクステリアシーンをレンダリングする場合は、エクステリアプリセットのいずれかを使用してください。太陽や空の輝度をより効果的に制御できるようになります。

    インテリアプリセットは、非常に明るいプリセットで、インテリアシーン用に作られました。日光を使用するエクステリアシーンにインテリアプリセットを使用すると、レンダリングが非常に明るく、ひいてはホワイトアウトしてしまうことがあります。

    プリセット、およびカスタムプリセットについての詳細情報は、プリセットウェブページをご覧ください

    物理的な空には、空の色グラデーションが付いており、これは制御できません。色は、SketchUpの影が設定されているその日の時刻によって変わります。この効果が気に入らない、あるいは空の色や日光をもっと制御したい場合は、次を実行してください。

    • SU PodiumのOptions/Environmentダイアログで Physical Skyをオフにします。
    • SketchUpのスタイル-->背景に進みます。空をオフにします。背景の色を暗くします。
    • SketchUpスタイルダイアログからPodiumスタイル の1つを使用します(物理的な空がオフになっていることを確認してください)
    • SketchUpの影がオンの場合は、太陽が別の角度になるように月日の時刻を変更します。

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2点遠近法問題

    SU Podium V2は2点遠近法カメラビュー(2PP)をレンダリングします。ただし、カメラを2PPでナビゲートして再度レンダリングすると、Podiumは1つ前のカメラ位置でそのビューをレンダリングします。これを対処するには、カメラ位置を変更する際、遠近法ビューに戻ってカメラ位置を変更してから2PPを実行します。次にレンダリングします。重要なのは、遠近ビューを使用して2PPを実行する前にカメラビューを変更することです。

Unkown Symbolメッセージ

    ごく稀に、Unkown Symbolメッセージが OOPRダイアログユーザーインターフェースに表示されることがあります。これは厄介な問題で、通常、Podiumのレンダリングエンジンがレンダリングに詰まるマテリアルが1つ以上ある場合にだけ発生します。Unkown Symbolエラーメッセージは、モデル上の問題マテリアルの症状です。ただし、たいていの場合、このメッセージは、Podiumがレンダリングプロセスを中止したと言っているわけではありません。レンダリングに時間が掛かりますが、最終的にはイメージを作り出します。

その他確認済みの問題点

a. 大きく、複雑なモデルに対応 Podiumレンダリングマネージャでさえ、SU Podiumの64ビットバージョンを使わず、RAMが8GBより少ない場合、面が800,000を超えるモデルだとクラッシュすることがあります。メモリ使用に制限とは、システムがRAMを使い果たすとレンダリングできなくなるモデルもあることを意味します。RAMが4GB以上の場合は、Podium V2のWindows 64ビットバージョンをお使いください。Macは64ビットOSなので、どのOSを使用しているかを気にする必要はありません。ただし、4GB以上のRAMがあると、違いは著しくなります。

b. レンダリング結果は選択したプリセットによって変わります。さまざまなタイプのシーンに合わせて設定されたプリセットがいくつかあり、場合によってはおかしな結果を作り出すこともあります。最良のプリセットを見つけるには、いろいろと試してみると良いでしょう。