SU Podium V2.18.930 最新V2 Plusバージョン

SketchUp 8/2014 for WindowsとSketchUp 2014 for Macに対応

1. SU Podium V2.18.930とは? 最新V2 Plus リリース

  • V2.18.930は、複数のバグを修正し、Podium Image Editorの最新バージョンを搭載した無償 V2 Plusアップデートです。Mac 64ビットに対応しました(Windowsバージョンはすでに64ビットに対応)。
  • このアップデートには、ポストプロセッシングの新機能を複数採用したPodium Image Editor 1.3が含まれています。
  • Mac (SketchUp 2014専用) V2.18.930がMac OS-X 64ビットに対応しました。これで、システムメモリ(RAM)が十分にあれば、これまで扱っていたモデルよりはるかに規模の大きなモデルをレンダリングできるようになります。
  • SketchUp 2014でMacユーザーに強制終了の使用を余儀なくさせた問題を修正
  • interior_previewプリセット問題を修正
  • ジオメトリキャッシュバグは修正されていませんが、デフォルトでオフになっています
  • 名前がマルチバイトのマテリアルがレンダリングされない問題を修正
  • SU Podium V2 Plusユーザーなら、アップグレードは無償

2. SketchUp 2014 (Win/ Mac)用 または、SketchUp 8 (Win)用のSU Podium V2.18.930をダウンロード/インストール

    Windows SU Podium V2.18.930 は、Windows 7/8 用 SketchUp 8/2014に対応しています。
    Mac OS-X SU Podium V2.18.930は、現在SketchUp 2014 のみの対応です。Mac SketchUp 8、あるいは2013をお使いの場合は、V2 Plus バージョンへのアップデートは必要ありません。

3. Podium Image Editor 最新情報 (PIE 1.3)

    V2.18.930のPodium Image Editorにいくつかの新機能が追加されました。

    背景ロードオプション

    ローカルフォルダ、あるいはPodium Image Editorライブラリから背景をロード

    Podium Image Editor 背景ライブラリ

    さまざまにカテゴリに分類された数百ものイメージを備えたウェブベースのPodium Image Editorライブラリがあります。今後、Cadalogはこのイメージライブラリを定期的に追加していきます。

    イメージライブラリを使用する場合は、イメージを選択し、虫メガネを使ってイメージサイズを拡大します。次にそのイメージを右クリックします。Set backgroundというオプションが表示されます。このオプションを選択すると、イメージがPIEに背景としてロードされます。背景イメージを追加する前に、PIEにアルファ透過イメージがロードされていることを確認してください。

    PIEに追加されたサンプル背景とPodiumでレンダリングしたイメージ

    背景イメージを移動

    背景イメージの移動が、前PIEヴァージョンよりはるかに簡単になりました。ToolsメニューでMove backgrounds を選択し、その背景イメージをつかんで動かすだけです。

    背景イメージのサイズ変更

    背景イメージを簡単にサイズ変更できるようになりました。

    History

    Historyドロップダウンは、変更ログを保守し、編集プロセスの正確な時点の変更の取り消しを可能にします。ただし、一度Applyボタンをクリックしたら、履歴は消去され、HistoryやCancelボタンを使って変更を元に戻すことは不可能になります。この場合、ファイルを閉じてOOPRから以前のバージョンを再ロードするか、Podium Image EditorのFileメニューから手作業での再ロードが必要になります。Historyログは、プリセットフィルタと連動しません。

    プリセットフィルタ

    プリセットとは、レンダリングにすばやく特定の外観を適用する定義済みのフィルタセットです。PIEでプレビューするプリセットを選択し、出来栄えに満足がいったらApplyボタンをクリックします。

    DOF(被写界深度)

    名称はDOFですが、この効果は傾斜シフト機能に似ています。ここで、PIE内で楕円形、あるいは長方形のレンズ口径とぼんやりと映る領域用のブラー量を決めて、イメージがはっきり表示される領域を選ぶことができます。ブラーは、レンズ口径の大きさと強度、およびDepth of Fieldスライダで制御します。

    PIEダイアログボックスの縦尺度変更

    PIEダイアログボックスを縦方向に尺度変更できないという縦尺度変更のバグは、修正されました。また、デフォルトPIEダイアログボックスサイズを、どの表示解像度でも収まるように小さくしました。